江戸川乱歩 1 しょうねんたんていだんのなかで、いちばんからだが大きくて力の強い井上一郎くんに、小学校三年生のルミちゃんという、かわいい妹がありました。 そのルミちゃんが、ある夕がた、ちんどん屋のあとについて、町はずれのさびしい森の近くまで行ってしまったのです。 井上くんは、おかあさんにたのまれて、ちょうどそのとき、遊びに来ていた^ 江戸川乱歩 「「探偵小説十年」より」 『江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣』 光文社〈光文社文庫〉、05年11月日、670頁。 ISBN 。 ^ 石川清 『元報道記者が見た昭和事件史 歴史から抹殺された惨劇の記録』 洋泉社 、15年11月30日、23頁。大阪薬学専門学校卒業後 おおさかやくがくせんもんがっこうそつぎょうご は 薬屋 くすりや で 働 はたら きながら 探偵小説 たんていしょうせつ を 書 か いていましたが、 後 のち に 盟友 めいゆう となる 江戸川乱歩 えどがわらんぽ に 才能 さいのう を
香山美子 Yoshiko Kayama 江戸川乱歩の陰獣 1977 夜ごとの美女
